こんな人向け
・しょうみSUM関数以外の関数を知らない大学生
・理系なのにエクセル関数を使えない大学生
記事を書くことになったきっかけ
よしもと新喜劇のリケジョマネージャーが話題になってますね。
・高学歴、女子力ゼロというレッテル貼り
・SUM関数がリケジョの証明みたいな扱いをされてること
というポイントがやり玉に挙げられています。
本記事で焦点を絞ったのは、後者のほうです。
「SUM関数がリケジョの証明!?そんな関数誰でもできるだろ!」
がTwitter上で大多数。
でもね。
僕は知ってます。
自分がたたかれる対象だったかもしれないと思って心穏やかじゃない人がいるということをね。
「よく考えたら、SUM関数以外知らない...」
「え、エクセル触れるのってすごくね?」
僕はそんな風に思っている人の味方です。
今日は、
✔︎雪山で一か月エクセルを勉強した経験のある僕の主観
✔︎知っている人と知っていない人が半分くらい
✔︎知ってたらちょっと涼しい顔できる小技
を紹介していこうと思います
1 絶対参照を一瞬でつける
A4を絶対参照にするのは、$A$4を意味します
いちいち$マークをタイプするのはめっちゃめんどくさいですよね。
大丈夫です。キーボードの最上列にある「F4」ボタンを押すだけで$マークを自在につけることができます!
複数回押すと、「$A$4」が「$A4」(A列だけ絶対参照)にも、「A$4」(4列目だけ絶対参照)にもできるのがさらに魅力的です!
2 複数のシートをまたぐ 3-D集計
SUM関数は、大学生であれば100%知っています。
が、SUMを用いた3-D集計(別名、串刺し集計)
を知っている人は50%を切るのではないでしょうか?
シート1から、シート4までのそれぞれのセルA4の値の合計
これを数式化すると、
=SUM(シート1:シート4!A4)
*シート名が「4月」~「7月」のように数字で始まる場合は、
=SUM('4月:7月'!A4) 「4月:7月」の両端をシングルクオーテーションで囲みます!
ついでに、串刺し集計の数式をさらに早く入力する小技を紹介します
①合計を表示したいセルに「=SUM( 」を記入したタイミングで
②シート1をクリックし、
③「shift」キーを押しながらシート4をクリックする
この3ステップで演算できます!
3 VLOOKUP関数の近似検索をランク付けに応用
商品リストから商品名を引っ張ってくるときに使うVLOOKUP関数
VLOOKUP関数では、検索対象と近い値も検索することができます!
=VLOOKUP(検索値,検索する範囲,列番号)
この右端にTRUEを入力することで近似検索することができます。
これを利用すると、
IF関数をネストさせなくとも、
スコアをランク付けできるようになります
IF関数をネスト(IF関数を二重にしてランキング付けする)
=IF(A1>40,"A",IF(A1>20,"B","C")
意味:40以上でAランク、20以上40以下でBランク、20未満はCランク
これをVLOOKUPで簡単にできます
①「スコア」、「ランク」の列を作る。タイトル的なもの
②得点列に上から順に0,20,40と入力し
③ランク列に上からC,B,Aと入力します。
*同じ行に0とC、20とB、40とAが並んでいます。
=VLOOKUP(判定するスコア,①~③で作成した表の数字部分,ランク列*数字で指定する)
これで、スコアの判定を下せます。(アドセンス申請通ったら画像貼ります...)
IFをネストさせるよりもシンプルにできるため、めっちゃおすすめです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?知ってるようで知らない関数たちだったのではないでしょうか?
お役に立てたなら幸いです。
こういう知識を、人を見下すために使うのではなく、無知な人を助けるために使うのが、理想的ですね。
読者の皆さんには、ぜひ困っている人を助けてあげられる人になってほしいです!
ありがとうございました!