THE CHALLENGER’S PORT

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ADHDアルバイト体験記 品出し ADHD克服できるかもしれない!

こんな人向け

ADHD傾向があり、自分に向いているバイトを探している人

 

はじめに

結論から言うと、品出しバイトはADHDを克服したい人におすすめです!

 

とある派遣会社のつてで、某100円ショップの品出し業務をやらせてもらいました。

ADHD目線でのバイトレビューをしていこうと思います。

ちなみに、筆者のADHD症状

・1つのことに集中すると周りが見えなくなる。

・手先が不器用

臨機応変に行動できない

・他人に無関心

アルバイトするうえで欠陥だらけですね(笑)

 

品だしってどんな業務?

バックヤードにある新たに入荷した商品たちを、売り場に陳列していく作業です

商品の種類に応じて配置場所を考えるため、結構頭使います。

 

ADHDに向いてる?

手際が良くて容量が良く、視野が広い、非ADHDが向いていることは大前提です。

 

じゃあ、要領の悪いADHDには向いていないのでしょうか?

そんなことはありません。

飲食店はじめとするほかのバイトと比べれば断然力を発揮しやすいです!

どうしてかというと、

・怒られるストレスがゼロだから自分のペースで試行錯誤できる

ADHD症状を緩和できそうな要素がたくさんある

からです

 

ADHD克服のために意識したいこと

 

お客さんのニーズに100%の誠意で応える

100円ショップでは品出し担当であろうとお構いなしにお客様から質問されます。

当たり前ですが、

「うっとうしいなあ」と思っても、自分のやってる作業を一旦停止してお客様を案内しましょう。

 

ADHDの人は、他人よりも自分のやってることを優先してしまう人が多いため

自己中と判断されがちです。根本的な原因は過集中です。

 

お客さまの質問に、自分の作業を置いて応える、

お客さまがどんな商品を欲しがっているのか考える

 

この一連の作業が

過集中を脱却する、相手の気持ちを想像する

効果的なトレーニングになると思います。

 

商品陳列に自分なりに制限時間を設ける

ダラダラやるのと、テキパキやるのでは、脳への負荷に大きく差があります

もちろん後者のほうがトレーニングとしては効果的です

例えば「手に持ってる商品の配置場所を5分以内に見つける」

と決めて取り組んでみましょう。

必然的に周囲の環境に関心がいきます。

時間制限があると、棚に配列されてるものをひと目で把握することが必要になってきます。

探し物を見落としがちなADHDにとっては高負荷の作業ですが、3か月もこれを続ければ観察力、注意力は確実に上がりそうです

 

一点気を付けてほしいのは、もの探しに集中してても、目の端で必ずお客さんの行動も把握しておくことです。

「もの探し」が楽しくなってくるとマジでお客さんが眼中に入らなくなってきます。結果「いらっしゃいませ」を言い損ねたり、商品を見てるお客さんの前を通ってしまったりと、アウトな行動をとってしまうので

お客さんに注意を払いながら同時にもの探しに集中するようにしましょう

めっちゃ注意力を鍛えられます

 

まとめ

品出し業務はADHDの人が自分の殻を破って自分の外の世界に飛び出す第一歩をアシストしてくれます!

怒られるストレスがないというのも、非常に良いメリットです!

僕は、ADHDを克服したいと考えている人には品出しを全力でお勧めします!!

 

最後に、バイト終わりの帰り道はめっちゃ注意散漫になるので事故に合わないように気を付けてください

僕は電車を2本見逃してしまってました(笑)

 

頑張りましょう!