はじめに
誹謗中傷のニュースが、めっちゃ話題になってますね。
詳しいことは書きませんが、芸能人がSNSでの誹謗中傷で傷ついたという事件が起こったことをきっかけに、誹謗中傷に関していろんな人が意見を表明しています。
皆の意見は、大きく分けて二つのグループに分けられます。
「誹謗中傷を許さない」ことを主張する人、
「誹謗中傷を許さない心が誹謗中傷の種だ」と主張する人。
正当性が自分の側にあるとき、人はとんでもなく残酷になります。
これは、自粛ポリスの話題が上がってきたときにも主張されてた戒訓です。
これは誹謗中傷の話にも当てはまるのではないでしょうか。
芸能人たちが次々に声を上げてる。
パントビスコさんがインスタストーリーで「私はこれまでに受けた誹謗中傷のコメントやDM、アカウント、日時を全員分スクショし、事務所の弁護士に共有できるよう対処している。今後は積極的に被害届をだします」と述べていました。
メンタリストDaiGoさんも、「誹謗中傷を検索し訴訟テスト開始。待ってろアンチ共。軍資金は十分にある」とツイートしてました。
動揺したユーザーが中傷コメントを削除し始めたらしいです(笑)
ここに誹謗中傷とのつきあいかたに関して新たな方向性が見いだされた気がします。
「SNS上の人間はみんな犯罪者だ」くらいの心意気で対応する
この意識が浸透して、みんなが自分の身を自分で守る習慣がつけば、仕返しを恐れて誹謗中傷する人が減るでしょう。ここに僕は希望を見出しました。
個人レベルで、僕たちはどういうことができるだろうか
①防衛する意識を持つ
ご存知の通り、Twitterはユーザーを守ってはくれません。そして芸能人も次々と、誹謗中傷に対して徹底的に抗戦することを宣言しています。自分の身を自分で守ることがこれからのメジャーになるでしょう。
「もし誹謗中傷されたらどう対応するか」
をインターネットで調べてシミュレーションするようにしてみましょう。
これ、書いてる途中で気づいたのは、防衛する側の意識を持つと自然と侵略しようとする気持ちが薄れるということです。人は「自分」というモノサシで人をはかるという言葉からもわかる通り、
誹謗中傷対策をする→されたらいや→人にしない という気持ちにつながります。
また、自分が誹謗中傷に対抗する知識を手に入れることで逆説的に誹謗中傷することがどれだけリスキーかということを理解できるようになるのです。
②いっそのことSNSをやめる
やめることで情報源を一つ失うことになりますが、代わりに、正解もなければ終わりもない人々の空しい喧騒から離れることができます。人に傷つけられる心配も、傷つける心配もいらなくなります。それに、Twitterがなくてもline、インスタがあります。
これを機にTwitterをアンインストールしてみてもいいかもですね。
個人的にはこれがベストな方法に思えます。
まとめ
「防衛意識を持つ」「SNSをやめる」。我ながら非常に効果的な自律メソッドだと思います。
最後に、SEKAI NO OWARIの「天使と悪魔」っていう曲中のお気に入りフレーズ、聴いてください
悪魔と天使の世界でこちらが正しいとか
あちらが間違ってるとか解らないんだ
「賛成」と「反対」の間に「答」が生まれればいい
正しさを主張するだけじゃ「答」じゃないんだ